公務員は安泰はホント?株式投資で安定を掴もう!
減少する老後資金 公務員は民営化へ!? ⇨自分で準備する時代に突入しています
地方公務員の退職金は15年で約400万円も減額されています。また、世界では消防の民営化、日本でも市役所業務の一部民間委託などが進んでいます。
こうなったら、年功序列で勝手に上がっていく給料、高額な退職金は果たしてもらえるのでしょうか?
そうなった時に、困らないような人生のセーフティネットが必要です。そしてそのセーフティネットは誰かが作ってくれるものではありません。
あなた自身が、自分のため、家族、子供のために用意すべきものなのです。そのセーフティネットとして力を発揮するのが『株式投資(投資信託)』なのです。
人生100年時代!自分で退職後の準備をする必要があります
公務員が株式投資(投資信託)で得られる5つのメリット
- 値上がり益で資産が増える(キャピタルゲイン)
- 配当金、株主優待を受け取ることができる(インカムゲイン)
- 銀行預金よりインフレ対策になる
- 時間がかからないため、仕事に支障がない
- 公務員の副業規定に該当しない
この記事ではこれらの株式投資(投資信託)の魅力を深掘りし、公務員と投資の相性なども解説していきます!また、頭に入れておくべきデメリットも紹介していきます。
そもそも株式投資とは
株式投資とは企業を応援する仕組みのようなもので、株価が上がるというのはみんながその価値を認めたということです。
投資家は価値のある稼ぎそうな会社に株券を買うという形でお金を預け、企業はそのお金を使ってさらにお金儲けをしようとします。そうして出た利益が株主に返ってきたりする。簡単に言うとこんな流れです。
公務員は株式投資(投資信託)で稼いでもいいの? ⇨オッケーです!
「そもそも株式投資(投資信託)は副業規定違反なんじゃないの?」という疑問を持つ方もいると思いますが
結論:稼いでもオッケーです!いくら利益を出しても構いません。理由は株式投資は副業規定の対象外だからです。
ただし、株を売却して利益が確定した場合は確定申告が必要です。ちなみに配当金は源泉徴収され、税金が勝手に取られる仕組みなので、確定申告は不要ということになります。補足ですが『NISA』枠を使うと、これらの税金がかかりません。
また、過去には勤務中に株取引をして懲戒処分を受けた例もあるので、当たり前のことですが、勤務中は職務に専念しましょう。
地方公務員法38条では、いわゆる副業の禁止として、自ら営利的な私企業を営んだり、報酬を得て事業に従事することを禁じています。ただ、当該規定では余裕資金での投資という部分については定められていません。
なぜ株式投資(投資信託)がセーフティネットになるのか ⇨安定してお金が増やせる!
まず、生活のセーフティネットとは何かを考えるとお金の不安をなくすことがそれにつながります。
お金が全てではありませんが、たとえ失業したり、減給されたとしても、生活費さえあれば、生活自体に困ってしまうことはないでしょう
ではどうやってお金の不安をなくすのか。そこで登場するのが、『株式投資』さらに言えば『投資信託』です
株式投資=個別に企業の株を購入
投資信託=証券会社のプロに運用してもらう
厳密にいうと語弊がありますが、今回はこんな感じで覚えておいてください
おすすめは米国株インデックス投資 ⇨これがイチバン強い。
株式投資には、色々なやり方があります。違いはどこに投資して、なにで利益を得るかというところです。
私が実践し、自信を持っておすすめできるのは「米国株インデックス投資」の投資信託です。
- アメリカは世界一の経済大国
- 国が成長する=株価も全体的に伸びる
- 今後も成長が期待できる
- 長期的に見ると、純粋に他の運用方法より成績が良い
- インデックス=市場平均的なニュアンスで、市場平均が結構優秀
- 冒険しないため、安定した成績を収めることができる
インデックスとは本来「指数」という意味で、米国を代表する株式指数「S&P500」が最高に良い成績を叩き出しております。
米国株インデックス投資の実績は? ⇨年間10.7%も上昇
S&P500の株式指数を見ると
・直近の過去10年間、年率約14.7%のリターン
・導入された1957年以来、年間平均約10.7%の上昇率
これを具体的に金額で表すと
100万円が1年で114.7万円、10年後にはなんと394万円(約4倍)
にまで膨らみます。
また過去30年ではS&P500がなんと9倍以上に上昇しており、日本のTOPIXはほぼ横ばいです。
このグラフからも分かるように長期的な目線で見ると、米国株インデックス投資は数ある資産運用の中でも群を抜いて成長性、安定性が高いです。こんなに長い間成長を続けているというデータが何よりも信頼に値します。
過去の実績から、最も安定して資産を増やせる米国株インデックス投資でセーフティネットを作るのがベスト!
公務員が覚えておくべき株式投資の3つのデメリット
株式投資は安全で確実ではない ⇨リスクとリターンがあります
私は絶対に損はしたくないです。皆さんもそうですよね?お気持ちよーくわかります。
しかし残念ながら100%安全元本保証の投資など存在しません。あるとしたら詐欺かなんかです。
リスクとリターンは比例するもので、プラスに振れる可能性があるぶん、マイナスに振れる可能性もあるということなのです。他の人より利益を得たい、お金を増やしたいならそれなりのリスクをとる必要があります。
株式投資の過去の実績は素晴らしいが未来はどうなるかわからない
すぐにお金持ちにはなれない ⇨インデックス投資では不可能です
インデックス投資は爆発的に稼げるものではありません。利益を出すにはそれなりの時間が必要です。
紹介しているインデックス投資は、アメリカの国の成長に賭けていると言っても過言ではありません。そのため、アメリカが爆発的に成長しない限り、爆益を得ることは不可能です。
すぐにお金持ちになりたい人は副業や事業など、違う方法を模索する必要があります
短期で見ると当たり前にマイナスになる ⇨長期保有が大切!
株価は上がったり下がったりを必ず繰り返しますから、数ヶ月などの短期間で見ると、元本が減っていることがざらにあります。
そこでうろたえて売却してしまうと、損失が確定してしまいます。先程も言った通り、長期的に見ると右肩上がりの実績がありますので、短期的にマイナスに振れたとしても、長期で持ち続ける覚悟が必要です。
元本割れすることを知っておくことが大切です
米国株インデックス投資(投資信託)のメリット5選
値上がり益で資産が増える(キャピタルゲイン)
株などの金融商品を購入し、値上がり後に売却することによって発生する利益をキャピタルゲイン(売却益)と言います
今回は長期保有を前提としておりますので、値上がり益がでても売却せずに元本をどんどん大きくしていきます。元本が大きくなることで、増える金額も上がります。
配当金、株主優待を受け取ることができる(インカムゲイン)
株を買ってくれた株主へのお礼として渡している配当金や株主優待をインカムゲイン(配当益)と言います。ちなみに米国企業はほとんどが配当金で、日本企業は株主優待を用意している企業が多いです。クーポンとか渡されるより、配当金の方が嬉しいですよね。
インフレ対策になる
昨今、世の中を騒がせているインフレ。物価の上昇という意味ですが、株式はいわゆる商品ですから、基本的にはモノの値段と同じように吊り上がっていきます。
銀行預金はというと、インフレ前に1万円で買えていた商品の値段が1.1万円になってしまい買えなくなります。一見安全に見える銀行預金ですが、預金しているお金の『価値』はインフレと共に下がっていくということなのです。
時間がかからないため、仕事に支障がない
公務員は本業が優先です。株式投資は最初の設定に時間がかかるだけで、その後は見たい時に資産額をチェックすればオッケー!全くと言っていいほど時間がかかりません
積立投資設定をしておけば、購入も自動でやってくれるため、どんどん資産が溜まっていきます。
公務員の副業規定に該当しない
公務員の副業は基本的に禁止されていますが、株式投資に関する記述はなく余暇を使って自分の資産を使う分には全く問題ありません!投資を副業の中に入れるかどうかすら微妙なところですね!
株式投資を始めたい!けどやり方が分からない ⇨誰でも簡単に始められます!
おすすめの証券会社
おすすめは、楽天証券とSBI証券です!
詳しくはこちらの記事をご覧ください!
単純に手数料だけ見るとSBI証券の方がよかったりもするので、あとは好みになります。
ですが、株式投資は時間がものをいうため、悩んでる暇があったらさっさとやるっていうのが、利益を出すために一番重要になってきます。
積立NISAを始めよう
積立NISAとは株式で出た利益に税金がかからないという素晴らしい制度です。そしてこのNISAは年更新で、現行だと1年に40万円までという枠が決まっています。こちらも楽天証券から簡単に申し込めますので、必ずやりましょう!
詳細はこちらの記事をご覧ください!
まとめ
公務員=安定の時代は終了 資産運用で備えよう
副業規定に違反しない!堂々とやろう!
成長する国で世界一の実績のある投資方法!
デメリット3つとメリット5つ 必ずやるべき!
最後に公務員×株式投資(投資信託)は相性抜群!
私は公務員は全員株式投資をやるべきだと思っています
理由は
・給料が一定である
・保証が手厚く、毎月の支出を削減できる
これらの要素はコツコツ積み立てることが重要な投資の世界で必ず役に立ちます
公務員の皆さん、あなたの当たり前は当たり前じゃないかもしれません
思い立ったが吉日!ぜひこの機会に資産運用を始めましょう