公務員は全ての副業が禁止なのでしょうか?副収入を得る方法は一切ないのでしょうか?
実は条件をみたせば公務員でもできる副業はあります。
定期的に休みがある公務員と隙間時間を活用する副業は相性抜群です!
この記事では公務員でもできるものに限定した副業TOP10を紹介します
もっともっと家族と旅行したり、友達と遊んだりできる自由な公務員を目指して行動に移しましょう!
1.副業禁止の根拠法律 ⇨抜け穴あり!
初めに、そもそもどんな制約があって公務員の副業は禁止されているのか紹介します
【地方公務員法第三十八条】 職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
まったく読む気がしない。
ですよね。読まなくていいです。他にも職務に専念しなさいとか色々ありますが、要するに
俺らの許可なく勝手に金儲けしようとすんじゃねぇぞ。
っていう感じのものです。しかしこの条文の中には細かく定められてない部分も多く、抜け穴が存在します。
今回はそんな抜け穴副業をランキング形式で紹介しますのでお楽しみください。
副業はできる?バレる?の4分割で見極めろ!
まず、今回のランキングは『できる副業』にフォーカスを当てています。
この表のように公務員の副業はできるか、バレるかの観点から4種類に分類することができます。
とにかくバレやすいく、規定上できない副業はやるべきではない。というのはわかっていただけるかと思います。
今回はこの表の上段、『できる副業』についての紹介です。
公務員が『できる副業』TOP10
今回は公務員が法律的に許可されている副業をリスクの少なさ、どのくらい簡単にできるか、収入はどのくらい見込めるかなどと一緒に紹介します
今回紹介するものは私自身が体験して挑戦しているものもあります
ぜひ参考にしてください。
第1位 投資 ⇨許可不要
安全度: 再現度:
最低必要資金:0円〜 / 期待年収:元本の5%
株式・FX・仮想通貨などの投資は自己資産形成の手段であり、副業にはあたらず、許可を取る必要もありません。
とにかく簡単で、リスクも少ない株式投資が断然おすすめです!
5年以上株式投資を続けてきましたが、想定されるリスクとリターンがとても良いバランスで、公務員の資産形成にもってこいの副収入でしょう
メリット
- 手間や労力がまったくかからず、真の不労所得といえる
- 副業として認められている
- やり方次第で長期的に安定して資産増額を目指せる
デメリット
- すぐにはお金持ちになれない(2〜30年の長期スパンで見る必要あり)
- やり方次第でギャンブルにもなる
投資と一口に言っても様々な種類があり、特にFXや仮想通貨などはぼったくり商品や詐欺の手口に使われることもあるので、投資先には注意が必要です。
他のサイトでは紹介料がもらえるなどの理由で、ギャンブル的な仮想通貨やFXがゴリ押しされているのも目にします。皆さんは騙されずに大切な給料は大切に使いましょう。
さらなる詳細や投資をやってみたい方はこちらの記事をご覧ください。
第2位 社会貢献活動 ⇨許可必要
安全度: 再現度:
最低必要資金:0円〜/ 期待年収:10〜40万円
- 地域の防災や防犯に関する活動 ⇨講演活動など
- 住民の生活支援や福祉に関する活動 ⇨NPO法人など
- 教育や若者の自立支援に関する活動 ⇨部活動のコーチなど
などがあり、これらの活動でもらう謝礼や、非営利団体であれば毎月の役員報酬を受け取っても良いことになっています。活動の際は許可が必要で、社会貢献のため許可されやすいです。
お金もそうだけど、人生が充実していきそうでいいですね!
メリット
- 講師業は達成感が得やすい
- 業務につなげることができる
- 自分の体一つで実行できる
デメリット
- 専門知識が必要である
- プライベートの時間が少なくなる可能性がある
- ほぼ確実に身バレする
- いくら収入がもらえるかはわからない(ボランティアの場合も)
総務省が推進している人材活用事業であり、追い風が吹いています!が、組合によっては条例の整備が進んでいないところもあるので確認が必要です。人生の充実感も上がりやすいし、身バレが怖くない人にはおすすめです!
第3位 講師・講演活動 ⇨許可必要
安全度: 再現度:
最低必要資金:0円〜/ 期待年収:10〜30万円
まず、始めるために初期費用がかからず、知識とトークで仕事が取れるところが魅力的です。ただ、実際に講演に至るまでに実績が必要だったり、すぐにとはいかないのが現実です。
最近ではSNSで発信している業務知識を講演活動として応用している人も見受けられます。
メリット
- 講師業は達成感が得やすい
- 本業につなげることができる
- 自分の体一つで実行できる
デメリット
- 専門知識が必要である
- プライベートの時間が少なくなる可能性がある
- ほぼ確実に身バレする
第4位 ポイ活 ⇨許可不要
安全度: 再現度:
最低必要資金:0円〜 / 期待年収:1万円〜
ポイントサイトを使用したり普段の買い物でポイントを貯めたりするものです。
楽天ポイントやTポイントなどの王道が頭に浮かぶ方もいると思いますが、ここで重要なのはポイントサイトと呼ばれるものです。
中にはクレジットカードを発行するだけで10000ポイント近くもらえるものもあります。
これらを積み重ねて、ポイントを現金のように使う手法です。
メリット
- 金銭的なリスクはほとんどない
- ポイント=金銭と同じように使えるが、申告不要
デメリット
- カードを作りすぎるのは個人情報流出の危険が伴う
- 持続性がない
第5位 不用品の売買 ⇨グレーゾーン
安全度: 再現度:
最低必要資金:0万円〜 / 期待年収:20万円〜
不用品を「ヤフオク!」や「メルカリ」などのネットで販売してもオッケーです。
不用品を売ることはもちろん許可は不要です
しかし 、転売する目的で商品を仕入れて販売した場合、それは事業所得もしくは雑所得にあたり、営利目的としての活動になります。 こうなってしまうと副業規定違反になってしまいます。
実際、不用品を売ったというのは本人の申告ですし、大規模に事業のようにやらない限り、「せどり」をしたとしてもバレることはありません。もちろん、税金方面への注意は必要ですが、年間20万円程度なら、稼ぐことは可能でしょう。
ネットで安く買ってメルカリで売るだけで、利益が得られるときもあったが、継続が難しい。
メリット
- せどりに応用可能
- 申告が不要であり、身バレしにくい
デメリット
- ガッツリ事業としてやってしまうと規定違反
- 利益商品を見つけるのは簡単ではない
第6位 不動産経営 ⇨一部許可必要
安全度: 再現度:
最低必要資金:1,000万円〜 / 期待年収:〜500万円
意外にも不動産投資つまり大家さんになって収入を得ることは可能です。
しかし3つの条件があり
- 投資する不動産の規模が5棟、10室以下であること
- 家賃収入が年間500万円以下であること
- 本業に支障をきたさぬよう、管理業務を外部に委託すること
この条件内であれば、許可なしでできる副業ということになります。
そしてこの条件を超えると許可が必要になりますが、家業などの相続でない限り許可は降りにくいようです
融資はおりやすいけど、全額融資は不可能でした!
メリット
- 手間や労力がかからない
- 公務員は融資を受けやすい
- 副業として認められている
デメリット
- 購入物件の半分ほどの自己資金が必要で参入ハードルが高い
- 初期費用がかかるためリスクが高い
- 空室リスクがある
- 物件を探すのが難しい
許可されている副業で、初期費用がかかるためリスクが高めだが、最も多く利益が取れるのが魅力です。
第7位 家業の手伝い ⇨許可必要
安全度: 再現度:
最低必要資金:0万円〜/ 期待年収:30万円〜
家業を手伝うことは大体の自治体では ほぼ許可がおりる副業です。
本業に影響が出ない程度となると、地域特産の農業を手伝うことが多いようです。家業を継ぐことで公務員でも就農できるし、副業規定にも抵触しないため、恵まれた環境の方はぜひ挑戦するべきものだと思います。
メリット
- 副業規定に抵触せずに利益を上げることができる
- 家に機材が揃っている場合、初期費用がかからない
デメリット
- 時間的な余裕がなくなる
- 景気に左右される
- そもそも親が事業主でないとできない
第8位 小規模農業 ⇨一部許可必要
安全度: 再現度:
最低必要資金:20万円〜 / 期待年収:〜50万円
- 耕地面積30a(300㎡)
- 農産物販売金額が年間50万円
がボーダーラインとなり、これ以上の規模となると許可申請が必要になります。
この定義は、販売農家であることを示す基準で、自家菜園か、商売用かの線引きになります
農業は思っているより重労働で難しく、時給換算すると悲しい結果に
メリット
- 体を動かすから健康的
- 食費を抑えられる
デメリット
- ビニールハウスを建てると初期費用が跳ね上がる(200万円〜)
- 日照など、土地や天候に左右される
- 力仕事が多く、体力的にきついことが多い
販売方法によって収入を増やせる可能性はありますが、制限内に収めると考えると時給換算した時に200〜300円なんてことにもザラにあります。
また、さらに大きな規模でやろうとすると農業組合などで制限がかかり、認定農家的な扱いを受けるための申請があり、公務員と兼業での新規就農はかなりハードルが高いです。
農業が好きだとか、教えてくれる人がいるとか、農業用具が揃っている、土地がある場合などは挑戦してもいいかもしれません。
第9位 執筆活動 ⇨許可必要
安全度: 再現度:
最低必要資金:0円〜 / 期待年収:未知数
執筆活動は趣味の範囲で表現の自由が尊重されるため、公務員は作家活動を行うことができます。
もちろん内容にも気を付けなければいけませんが、印税収入などを得るとなると、かなりの実力が必要です。
文章を書くのがめっちゃ好きな人は挑戦しても良いかもしれません。
また、ブログを書くことは執筆活動ですが、アフィリエイトは営利目的とみなされ、できない副業とされています。
メリット
- 作家活動は許可されている
デメリット
- 収入を得るまでの再現性が低い
- かなりの文章スキルが必要
- 出版する際は資金が必要
第10位 太陽光電気の販売 ⇨一部許可必要
安全度: 再現度:
最低必要資金:1,000万円〜(事業として) / 期待年収:7〜80万円(設置費用の約7〜8%)
太陽光発電の設備を購入し、発電した電力を電力会社に販売するものです
定格出力が10kW未満であれば、許可は不要、それ以上でも承認が得られれば販売は可能です。
自宅の屋根につけている人などは基本的に許可は不要ですが、もちろん収入も少ないでしょう。また副業として土地を購入して設備を建てるとなるとかなり高額の費用がかかります。
太陽光発電は成功した人、失敗した人で別れているようです。メンテナンス費用などもかかるため、慎重に選択しましょう
メリット
- 建ててしまえばそこまで手間はかからない
- 公務員は融資を受けやすい
デメリット
- かなりの自己資金が必要で参入ハードルが高い
- 初期費用が大きくかかるためリスクが高い
- 売電価格が低下している
- 日照など、土地や気候に左右される
まとめ
今回は公務員でもできる副業ランキングを紹介しました。
- 投資 ⇦ダントツおすすめ!
- 社会貢献活動
- 講師・講演活動
- ポイ活
- 不用品販売(せどり)
- 不動産経営
- 家業手伝い
- 小規模農業
- 執筆活動
- 太陽光発電販売
ランキング1位の投資に興味がある方はこちらもご覧ください。
向き不向きはもちろんあります。ですが、やらなければあなたの人生が劇的に良くなることはありません。
人生を良くしたいなら、なんでもいいからとにかくやってみよう!
以下の図の通り4分割した時、×の部分の副業にはふれないようにしましょう。
様々な制約があり、許可が必要なものも多かったですね。しかし、できれば誰にもバレずに副業したいものです。
たった一度の人生、公務員の処分なんかに怯えずに、楽しいものにしていきましょう!
副業規定をすり抜けて、バレずに副業をやりたい方は次回の記事をお待ちください!